くさいんだって。
オイラは、身体のために健康茶を飲んでいる。
自分の弱点を補い、明日を健康に楽しむために。
しかし、得てして『良薬は口に苦し』という。
今飲んでいる健康茶は、若干くさい。
なので、『良薬は鼻にくさし』に訂正しておこう。
オイラは、居候先に、このくさいお茶を持ってきた。
そうすると、この家の主の相方は、とにかくくさがる。
帰ってきて部屋にはいるなり、「くさいっ!」といい、そのままベッドに倒れこんでも、「くさい!臭すぎるよ!」という。
ただただ座ってるときにも匂ってくるようで、「くさいよ~、助けて!」と。
ニオイの発信源は部屋の片隅にあるのに。
相方にすると、健康茶は、かなり強烈にニオイを発しているようだ。
しかし、おいらにはそのニオイがわからない。
もともと鼻炎アレルギー持ちで、鼻がわるいのに加えて、オイラにとっては身体を良くしてくれると信じている良薬。
体が欲しているのだ。
同じニオイでも、感じ方は相方とは大きな差だ。
この間なんて、何もなくただただ座ってるだけで、急にくさがって、
「なんもニオイがしないところに、フワ~ッっと、そのくさいのがまとまってやってくるんだよ!」
なんて言ってたりもしていた。
そんな感覚、オイラにはわからん。
鼻に花が咲いてるくらいの近さだったら、ニオイもわかりやすいんだけど。